2008年04月04日

インターナショナルホームファッションフェアの影で・・

4月2日から今日まで 有明のビックサイトで
インターナショナルホームファッションフェアが開催されました。

華やかな展示会が開かれる一方、 カーテン生地を扱う整理加工業者さんが
倒産してしまった・・という 悲しいニュースもありました。

カーテン生地やアパレルの生地は 織っただけで出来上がりではありません。
織りあがった生地は まだ硬く風合いも違います。
それを 整理加工屋さんが 柔らかくしたり、 風合いをだしたり・・と 様々な
加工を施すことで 生地は生まれ変っていくのです。

これがなかったら 窓を飾るカーテンは 味気ないものになってしまうのです。

その整理加工所さんは かなりの技術を持っていて とても優秀だったそうです。
なのに 何故こんなことになってしまうのでしょう・・

日本の産業が目に見えないところで 縮小していっています。 他にも ボタンを
作っていた・・接着芯を加工していた・・など とても小さな零細企業サン達が
廃業したりしているのです。
小さいけれど 持っているノウハウはあなどれないので それをなくしてしまうのは
日本の産業にとって すごいマイナスなんだと 知り合いの問屋さんが言っていました。

野菜しかり、 海外にばかり頼っていたら いざというときに 困ってしまいます。
日本でオリジナルな生地を作っていけるよう 頑張って欲しいです。
 



Posted by とも at 18:11│Comments(0)
 
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